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2024-06-19 19:00:00
各関節についている筋肉と関節の動きについ知ろう!肘関節と橈尺関節編
皆さんこんにちは!
fan`s-PT-トレーナーの澤田です!
今回は、各関節の筋肉と動きの名前シリーズ!!
第3弾の”肘関節と橈尺関節編”です!!
では早速見ていきましょう!
◎肘関節と橈尺関節の動きの名前と意味
肘関節の動きは全部で2つ、橈尺関節の動きも全部で2つ
合計4つの動きの紹介になります!
・肘関節の動き
屈曲:前腕が肩の方へ近づき、肘を軸とした上腕と前腕の角度が小さくなります。
伸展:前腕が肩から遠ざかり、肘を軸とした上腕と前腕の角度が大きくなります。
・橈尺関節の動き
回内:橈骨が中心にして内側にまわる動き。手のひらは上向きから下向きに代わる
回外:橈骨が中心にして外側へ回る動き。下を向く手上向きに代わる
◎肘関節と橈尺関節に付着する筋肉と動きの作用について
肘関節と橈尺関節の動きに関する筋肉は全部で8つあります。
前腕の回内と回外に関与する筋肉の近位の付着部は肩甲骨や上腕骨、尺骨に
遠位の付着部は橈骨にあります。
上腕筋:肘関節の屈曲
上腕二頭筋:肘関節の屈曲、前腕の回外
腕橈骨筋:肘関節の屈曲、前腕の回内、回外
上腕三頭筋:肘関節の伸展、肩関節の伸展(長頭のみ)、肩関節の内転
肘筋:肘関節の伸展
円回内筋:前腕の回内
方形回内筋:前腕の回内
回外筋:前腕の回外
肘関節の筋肉に共通する傷害の例として、”テニス肘”があります。
専門的には、外側上顆炎と呼ばれるこの状態はグリップを握ったりラケットを
握る動作と関連しています。
また他にも”ゴルファー肘”と呼ばれるあまり一般的ではない
内側上顆炎は、円回内筋の起始部で周辺で起こります。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。
腕の筋肉だけでここまでの数が存在し、手首周辺や指までに至ると
存在する筋肉はまた増えます。
次回は、手首周辺ですのでお楽しみに!