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正しい立位姿勢をご存じですか?
こんにちは!
fan’s-PT-烏丸三条店トレーナーの太田です。
本日は‘‘立位姿勢‘‘についてお話します。
みなさん、正しい立位姿勢はどこを見て判断しているのかご存じでしょうか?
単に真っすぐ綺麗に立っているから良い姿勢、どこかが少し丸まっていたり反っていたりすると悪い姿勢、という風に基準なく判断しているわけではありません。
明確な判断基準が存在するのです。
姿勢のチェックは前額面(後方)から見た姿勢と矢状面(側方)から見た姿勢の2方向から判断します。
では、具体的にどのポイントを見るのかお伝えします。
まず姿勢チェックの際、顔を正面に向け、両上肢は体幹に沿って下垂、両前腕の橈骨縁が前方を向き、下肢は平行して足趾が前方を向いた直立姿勢である「基本的立位姿勢」で観察します。
一般的に‘‘気をつけ‘‘の姿勢です。
この基本的立位姿勢での姿勢観察では、身体が重力に対してどのように抗しているのかを確認することができます。
まず、前額面から見た姿勢の指標ですが・・・
① 後頭隆起
② 椎骨棘突起
③ 殿裂
④ 両膝関節内側の間の中点
⑤ 両内果の間の中点
上記5点が垂直に並び、身体を左右対称に二等分できているかを観察します。
続いて、矢状面から見た姿勢の指標・・・
① 耳垂
② 肩峰
③ 大転子
④ 膝関節中心のやや前方
⑤ 外果の前方
この5点が垂直線上に並ぶかを確認します。
矢状面では5点の並びと身体のラインは一致せず弯曲していることが分かります。
頚椎部で前方に突出(前弯)、胸椎部では後方に突出(後弯)、腰椎部では前弯し全体的に弯曲している。この弯曲は生理的に生じる弯曲であるが、弯曲の増強や減少によって悪い姿勢が生じるため弯曲も見なければなりません。
これらを考慮して「反り腰」「猫背」「ストレートネック」「巻き肩」等の姿勢不良を見出すことができます。
パーソナルトレーニングではこれらの基本的立位姿勢での姿勢チェックやトレーニング動作での姿勢チェックを通じてお客様により良いメニューを提供し、安全で効果的な指導を進めていきます!
気になった方はぜひ、一度体験にお越しください!
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