ブログ
筋肉をつけるにはなぜ[おもり]が必要なのか?
こんにちは
fan's-PT トレーナーの丹下です。
先日、Amazonでほしい本をポチポチとカートに入れていると、とんでもない数になってしまい取捨選択できず全部購入してしましました。
今年中に読み切れるかどうか。。。
最近はネットでもよい情報が得られるようになりましたが、書籍は出版する側もそれなりの覚悟と根拠を持って出版していると思うので、それだけの重みを感じますし
電子書籍も良いですが、落ち着いた環境で時間を作って読む方が内容もしっかりと頭に入ってくるのでやはり紙派です。
さて、今回は筋肉をつけるにはなぜ「おもり」が必要なのか?
について解説します。
筋肉が増えるメカニズム
そもそもなぜ筋肉は増えるのかご存じですか。
トレーニングなどによって筋肉が刺激を受けるとm-TOR(エムトア)呼ばれるセンサーが 反応し筋肉を合成しようと活性化します。 筋肉は主にタンパク質からできていて、今この瞬間にも常に合成と分解を繰り返していますがこのm-TORの活性化によって合成が一時的に優位となります。
他にもアミノ酸を摂取することによってm-TORが活性化されることもわかっています。 さらにトレーニング強度が高くなるほど筋合成が高まる時間は長くなります。 最長で48~72時間ほど。 つまり定期的なトレーニングとアミノ酸摂取が筋肉を増やすうえでは必要ということになります。
合成が高まる=筋肉が増えるではない!
トレーニングをすると筋肉を合成しようと反応が起きるといいましたが 、合成=増えるではないということが重要です。
トレーニングなどの刺激は筋肉の損傷となりこれを修復するために 筋肉を新たに合成しなければなりません。 しかし、この時あなたのトレーニングが本当に筋肉の損傷を引き起こしているのか? ということが重要になるわけです。
例えばスクワットを10回行ったとします この時10回なんなく立ち上がれた方は 自分の体重だけの負荷では軽いということになります。 重要なのは体感的にしんどいかどうか 息切れの度合いなどではありません。 力を振り絞って食いしばってなんとかこなせるのかそれとも筋力的な問題ではなく体力的にしんどいのかどうかです。
筋力的にしんどい方は今の負荷で筋肉を増やすのに充分な刺激ということになります。
筋力的にはしんどくないが体力的につらい方は まずはスクワットや腹筋、腕立て伏せなどのエクササイズを インターバルを決めてサーキット的にこなし 徐々にインターバルを短くするなどして 心配機能の向上をまずは行った方がよいでしょう。
筋力的にも体力的にも余力があるかたは ダンベルやバーベル、マシンなどの 負荷を増やしてより大きな刺激(負荷)をかけなければなりません。 今のトレーニングの刺激では筋肉を増やす必要はないと 脳に判断されてしまうのです。 こうなってしまうとダメージを受けた筋肉などの組織の修復はおきますが、筋肉量を増やすほどの変化は起きないでしょう。
大切なことは今のままの筋肉の量、強度ではけがをしてしまうかもしれない、 次にまた同じような環境にさらされたとき耐えられるよう筋肉を強くしなければならない。 と自らの脳に危機感を与えることです。 そのためには徐々に負荷(おもり)を増やしていく必要があるのです。
時間がなくジムに行かず自宅で鍛えたい 、ジム代を節約したい。周囲を気にせずトレーニングできることも自宅でのトレーニングのメリットでしょう。
しかし、筋肉を増やすには適切に負荷をかけなければなりません。
そのためにジムに通うのは決してもったいなくはないのではないでしょうか?
また、負荷をかけるということは少なからずけがのリスクもついてまわります。
おもりには適切な持ち方があり、これを知らないとおもりを持つことで鍛えたい筋肉に意識がいかないということもあります。
そんな方は是非一度パーソナルトレーニングで
本当に正しい筋トレを学んでみてはいかがですか?
インスタグラムも観てください!