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2023-11-04 18:00:00

姿勢のためのエクササイズ紹介「ふくらはぎ」

 

fan's-PTトレーナーの丹下です。

 

今回はブログでは珍しくエクササイズの紹介をしたいと思います。今回紹介するのは「カーフレイズ」と呼ばれるふくらはぎの「腓腹筋」を鍛えるエクササイズです。

 

1.ふくらはぎの筋肉

 下腿三頭筋.jpg

 

こちらが「腓腹筋」

腓腹筋はかかとの骨「踵骨」から大腿骨まで伸びています。足首と膝の二つの関節をまたぐことから二関節筋と呼ばれ、足を床に向かって倒す、膝を曲げるといった動作に使われます。膝を曲げる際には大腿の後ろにある「ハムストリング」が強く働くのでメインの働きは足首を倒す動きになります。

腓腹筋の腱は太く長く「アキレス腱」といわれています。こちらは有名どころですね。

また腓腹筋の内側にはヒラメ筋があり、つま先立ちをした際に脛の外側部分に筋が見えますがそれがヒラメ筋です。

 

2.カーフレイズのやり方

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まず、低めの段差(階段や玄関口、固めの箱など)と手すり(壁でもよい)を用意します。母趾球(親指の付け根)を乗せかかとは空中にあります。

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 こちらはアップの写真

 

この状態からかかとを地面すれすれまで下していき、つま先立ちのポジションまで上げます。

下げるときに母趾球が浮いてしまわないように母趾球に体重をかけたまま動作しましょう。

 

3.よくあるNGパターン

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こちらは反り腰の人などによく見られるパターンです。

骨盤が前傾して腰が沿ってしまっています。ポイントは骨盤を少し後傾させる(腹筋運動のように少しお腹を縮める意識)、頭が母趾球の真上にあるイメージを持つことです。

 

4.まとめ

「カーフレイズ」はふくらはぎを鍛えることももちろんですが、身体の重心バランスを修正するとても良いエクササイズです。

骨盤を後傾させてつま先立ちができると膝を過剰に伸ばすことなく姿勢が保てるようになり、前もものはりを解消する効果が期待できます。

また、膝を伸ばして姿勢を保っている人の多くは骨盤が前傾しているだけではなく頭を前に移動することでバランスをとっている人が多いです。間接的にではありますがストレートネックの予防にも一定の効果を期待できるとも考えています。

ぜひ一度実践してみてください。。