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2023-12-03 18:30:00

お腹の脂肪を減らすために

 

こんにちは!

fan’s-PT-トレーナーの太田です。

 

お腹痩せしたい方必見!お腹のトレーニング方法についてお話いたします。

年齢・性別問わず気になる部位としてよく上げられる‘‘お腹‘‘

本日はお腹痩せをするにあたって押さえておきたい「脂肪の種類」に着目して効果的なトレーニング方法についてお話していきます。

 

まずみなさんお腹に限らず脂肪は大きく2種類に分類されることをご存じでしょうか?

脂肪には「皮下脂肪」「内臓脂肪」2種類が存在します。

それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

〇皮下脂肪とは

「皮下脂肪」とは、名前の通り皮膚のすぐ下にある「皮下組織」にある脂肪のことを指します。

体全体を覆っていますが、特にお腹まわりをはじめ、二の腕やお尻などの意識的に鍛えなければあまり動かさない部位に付きやすい脂肪です。

また、皮下脂肪は一度蓄積されると減らすのが難しい特徴があり、女性ホルモンである「エストロゲン」の働きによって、男性よりも女性につきやすいとされています。

皮下脂肪は見た目に蓄積されたのが分かりやすいため、邪魔者にされがちですが身体にとって非常に重要な役割を担っているのです。

 

〇皮下脂肪の役割

    衝撃吸収

皮下組織にある脂肪は、外部から与えられる衝撃を和らげるいわば‘‘クッション‘‘の役割を担います。皮膚よりも内側の筋肉や臓器へ伝わる振動を抑え、ダメージを防ぎます。

    保温機能

皮下組織は熱が伝わりにくい性質を持ち、過剰な熱が身体の内側に届かないように守ります。また、逆に身体の内側から必要な熱が逃げないように閉じ込める役割もあります。体内の熱の生産と放出のバランスを調整して、体温を保持してくれる機能があります。

    エネルギーの貯蓄

皮下組織は摂取したエネルギーが逃げないよう、脂肪という形にして蓄えています。脂肪は無駄なお肉という悪いイメージをお持ちの方が多いと思いますが、身体に必要な成分で活動エネルギーにもなります。

 

〇内臓脂肪とは

「内臓脂肪」とは、名前の通り胃や腸などの内臓(臓器)の周りにつく脂肪のことを指します。

食事から摂取した糖や脂質が消費されずに余ると蓄積され、身体のエネルギーが不足した際にエネルギーとして活用される役割があります。

皮下脂肪とは反対に、一般的に男性につきやすいとされ、お腹やウエスト周りだけがぽっこりした体型になりやすくなります。ただし、見た目には痩せていても内臓脂肪が溜まっている「隠れ肥満」のパターンもあるため注意が必要です。

内臓脂肪も皮下脂肪と同様に、エネルギーの蓄積や内臓の保護などの役割を担っています。

しかし、過剰な内臓脂肪の蓄積は健康リスクを引き起こす可能性があるため、バランスを適切に保つことが重要となります。

 

〇内臓脂肪の増加による疾病リスク

    2型糖尿病

内臓脂肪の増加は、インスリンの働きが低下するリスクを高めるとされています。これにより、2型糖尿病の発症リスクが増加します。

    心筋梗塞や脳卒中

上記と同様にインスリンの働きが低下して高血糖を招きます。また、血管が硬くなって弾力性が低下し、高血圧を引き起こします。これらの要因が重なり、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めるとされています。

 

ここまで脂肪は身体に対して非常に重要な役割があること、脂肪量が増加しすぎると様々な疾病リスクが生じることがわかりました。

それらを踏まえた上で、具体的なお腹トレーニングの方法についてお話していきます。

運動に対して苦手意識があり、お腹周りのシルエットが気になる方に多いのが身体を支える体幹の軸が定まっていないことです。

そこで、体幹の筋肉に刺激を入れるトレーニングとして「プランク」をご紹介します。

 

〇プランク実施方法

    うつ伏せに寝ころび、肩の真下に肘をつく。

    両足のつま先を立て、肩から足までが一直線になるように身体を持ち上げます。

    お腹に力を入れ、お尻を少し締めるイメージで30秒キープしましょう。

 プランク1.jpeg

NG姿勢

お尻の位置が高くなったり、

プランク2.jpeg

低くなって腰が反らないようにに注意しましょう。

プランク3.jpeg

 

いかがでしたか?ぽっこりお腹を解消するためには体幹の軸を整えて姿勢を正していく必要があります。プランクの他にも体幹に刺激を入れる種目はたくさんあります。お腹痩せがしたい、トレーニングのやり方がわからない方はぜひ一度当店へお越しください!